次世代デザイナーを支援する「FASHION FRONTIER PROGRAM 2025」は12月13日、TOKYO NODE HALL(東京都港区虎ノ門)で最終プレゼンテーションと授賞式を行い、グランプリに林ひかりさん(作品名「Reframing」)を選びました。準グランプリはエミリー・ミサキ・ホンさん(「Relics/遺物」)と滝直さん(「Wrap me up !」)の2人です。

同プログラムは社会的責任(環境負荷や生活者への配慮など)と創造性の両立を目指す服作りを評価し、今年で5年目です。一次審査では提出書類を基に日本を含む6カ国から16人を選出し、8〜9月の講義・ワークショップを経て8人がファイナリストに進みました。滝さんの作品は結び方で形が変わるサイズフリー設計で、ウエストが約4mまで伸びるニットパンツを採用しています。

主催はYUIMA NAKAZATO LABORATORYで、後援は環境省。今後は受賞者を含む参加者の制作支援や企業との接点づくりが継続し、廃棄や過剰生産を前提にしない服のあり方が議論の軸になりそうです。

【イベント情報】

TOKYO NODE HALL(東京・虎ノ門)

【商品・プログラム情報】

FASHION FRONTIER PROGRAM 公式サイト https://ffp.jp/

source: PR TIMES

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